以前は、通夜というのは、遺族と近親者、そしてごく親しい友人など、亡くなった故人と深い関わりを持つ人が集まり、別れを惜しみ、思い出話などをする、翌朝まで続くという集まりだったのだ。

それゆえ、本来的には通夜への参列するのは、ごく親しい人に限られ、それほど親しくない場合は遠慮して、告別式に参列するのが、今までの通例だったのだ。

しかし、最近では、「告別式か通夜かどちらかに出席すれば礼をつくした」と考えるようになってきている。
これは、日中に行なわれることが多い告別式や葬儀より、夜の通夜のほうが、...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:26:14 メイン
通夜は、本来は、遺族と近親者、そしてごく親しい友人など、亡くなった故人と深い関わりを持つ人が営むもので、一般の弔問客などは、告別式のほうに参列するのが一般的だった。
以前の通夜は、一晩中行われたが、最近は、2時間程度で終わる「半通夜」という形になってきている。
始まる時間をしっかり確認、そして到着時間も早過ぎないように注意しないと、と祭壇の用意もされておらず、遺族に余計な思いを抱かせることもある。
注意したいのは、「やはり通夜は近親者のもの」と考える遺族も、ことに年配の方には多いことだ。
遺族や...
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通夜と告別式の両方とも参列するならいいが、通夜だけの場合、可能ならば、告別式に出れない理由を遺族に話すべきといわれている。しかしビジネス上のつきあいなら、不要かもしれない。これは故人や遺族とのつながりの深さによって判断するべきことだ。

両方出席するとき、香典は、基本は通夜の時に出す。この時は、告別式では、記帳だけをすればいい。通夜と告別式の2回とも、香典を包むことはない。

しかし、これは、地域により習慣が違う事もある。通夜と告別式の考え方やルールは、地域や地方、宗派のしきたりや慣習に従うべき...
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通夜は喪服を用意してもかまわないし、時間があれば用意するべきだ。しかし、訃報を聞いて勤務先や外出先などから、とりあえず駆けつける場合であれば、男性は、黒いネクタイで地味なスーツであれば問題はない。問題はない・・であって、喪服が不可ということではない。

一般的には、男性は黒がいい。またはダークスーツ程度でも可。
女性は、黒もしくは地味な色のワンピースなどが無難だろう。ここで冒険などするものではない。スカートの丈があまりに短いと、他の参列者や遺族に不快感な思いをさせかねない。
アクセサリーは結婚指...
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通夜の受付をするが、受付では、受付係に深く一礼。簡単な挨拶。「このたびはご愁傷さまでございます。」とひとこと。お悔みの挨拶をする。
ビジネスでは多くの場合、挨拶は、ハッキリ大きな声でが推奨される。しかし通夜や葬儀では、大きな声は推奨できない。通夜の場合、聞こえるか聞こえないかでよい。

バックなどから袱紗に包んだ香典を取り出す。
袱紗を手早くたたみ、香典をふくさの上におく。
その時は自分から見て香典が正面に向くよう。
香典を相手から見て正面になるよう 右向きに回転。
「ご霊前にお供え下さい...
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通夜の案内に従って着生、式が始まるのを待つ。
僧侶の読経を静かに聞く。寝ない、キョロキョロしない。取り乱さない。静かに。
遺族、近親者のあと順番に、整然と焼香。慣れない場合も前の方の挙動にあわせる、心を込めればよいが、詳しくは別記事にて。
一般参列者は喪主の挨拶が終わり次第、退出すること。

通夜の式典が済むと故人の供養のために、軽い酒食が出されることがある。
本来、この飲食をともにして、故人の思い出などを、一晩語り明かすのが「通夜」「通夜ぶるまい」だ。
半通夜でも、もし、通夜ぶるまいの席が...
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通夜で、いちばん多い立礼焼香を説明するが、宗派によって違いがあるが基本は同じ。

焼香台の少し手前で遺族、僧侶に一礼。
焼香台の前に進み遺影を仰いで一礼。合掌。
数珠を左手にかけ、右手の親指、人差し指、中指の3本で香をつまむ。
右目の高さまで。手のひらは返さない。
抹香を香炉の中へ静かに落とす。
宗派や地方のしきたりによって、回数は、1~3回と変わる。が、会葬者が多いときは、1回だけくべる場合もあり案内に注意。
最初に焼香される方は近しい方、年配の方が多いので、同じようにするのが原則。が、お悔...
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通夜や告別式で、故人の遺志、喪家、喪主の事情などで、香典や供物、供花を受け取らない・・・という場合もある。

そのような場合「厚志ご辞退」「供物・供花ご辞退」と記載されたり、連絡をいただく場合がある。

この2つは、
「供物・供花ご辞退」は、香典は受け取る。供物、供花は受け取らない。
「厚志ご辞退」は香典も供物、供花も受け取らない。

しかし、電話や会社などで伝聞で連絡があった場合、聞き違いや、電話をとった人が「厚志ご辞退」「供物・供花ご辞退」の意味を取り違えて、それで伝言される場合などもある。...
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Fatipuruさんから、コラム「通夜の参列の注意事項」について、意見、感想、経験などをいただきましたので掲載します。(2014/06/01)

若いならまだ許されるけれども、40歳を過ぎると社会人としての常識を疑われるので、冠婚葬祭のマナーはしっかりと把握したいものだ。でも、マナーが多すぎて形式化しすぎているのではないかとさえ思ってしまうことがある。私は、この記事に書かれている香典の出し方が、いつも困ってしまう。まず袱紗自体を使い慣れていないし、こちらで記載されているように華麗に渡している人を...
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「通夜の参列の注意事項」について、Anh Motherさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。(2014/8/14)


意外にこの作法がわからない方も多いのではないでしょうか。そういう自分も余りよくわかっていないのですが、そもそもお通夜と告別式どちらに出席すべきなのか、お香典はどのくらい出すべきなのか、何かあるたびに、実家の実母へ電話してお伺いを立てる自分を日々反省しております。つい先日も親しくしていたママ友のお母様が急死なされ、どうしたものかパニックになってしまいまいした。実...
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